2011年11月8日火曜日

7泊8日 コスタデルソルの旅 その6

気がつくと11月…
また、すっかり放置してた(;´▽`A``
長々と引っ張ってきた、コスタデルソルの旅、最終回。

マベーリャに行った次の日は、あらかじめ予約してあったバスツアーに参加して、
世界遺産グラナダのアルハンブラ宮殿へ。

グラナダまでは、バスで2時間ちょっと。
朝、7時過ぎにホテルの近くで、ピックアップしてもらった。
その後も、あちこちで、参加者を拾ってから、グラナダへ向けて出発。

バスのガイドのおじさんは、なんと、4ヶ国語を操るつわもの。
まず、スペイン語でしゃべり、イタリア語、フランス語、英語と、ぺらぺらとしゃべる。
なんだけど、1つのことを、1人で4ヶ国語でしゃべるから、
バスの外の景色を見て説明してても、4ヶ国語目になると、
もう、とうに通り過ぎてて、何言ってるんだか意味分からん…ってことに(^-^;

そんなガイドのおじさんのおしゃべりをうつろに聞きながら、バスに揺られること約1時間。
山道の途中のドライブインのようなところで、休憩。

ドライブインの前の道路

ここでは、ちょっとした軽食も食べられて、朝ごはん食べてる人もいたり…
私たちは、飲み物をちょっと飲んで、トイレに行っただけだったけど。
飲み物を飲み終わって、トイレに立った次男が、なかなか出てこない。
どうも、大きい方だったようで…(;´▽`A``
次男が出てくる前に、バスに戻る時間になってしまった。
どんどん他の人たちは、バスに戻って行き、人数を確認していたガイドのおじさんに、
早くバスに乗って!と呼ばれた。
「あ、息子がトイレに行っているから・・・」と少し待ってもらうようにお願いした。
すると、ガイドのおじさんの横で、運転手のオジサンが、
吸っていた煙草を見せて、自分がたばこを吸ってる間は出発しないから大丈夫というようなことを、
身振り手振りで言ってくれた。
運転手のオジサンやさしぃ~。

さて、無事、次男も戻ってきて、バスはグラナダに向けて再出発。
また、バスに揺られること約1時間ちょっと、しばらく市街地を走っていたバスが、
急な坂道を登り始めた。
そして、気がつくと、大きなバスが何台も止まっている駐車場に到着~。
アルハンブラ宮殿って、丘の上にあるのね。

バスを降りる前に、ガイドのおじさんから、
アルハンブラ宮殿の見学は、スペイン語/フランス語チームと
イタリア語/英語チームに分かれて行くと言われ、
言われたとおり、イタリア語/英語チームの集合場所へ行ってみると、
ぽっちゃりとした陽気な感じのおばちゃんガイドが待っていた。
マリアという名前のガイドのおばちゃんから、イヤホンをもらう。
これは、マリアがマイクを通してしゃべるのが聞こえるだけのイヤホン。

このマリアも、イタリア語と英語の2ヶ国語でガイドをするという。
別の言語を勉強するいいチャンスよなんて言ってたけど・・・
その後、マリアについて見学したけど、
どう見ても、イタリア語の方が得意そうだった。
英語の説明の方が、常にかなり短い(-"-;
というか、何を見ても、interestingで済ませてしまうので、
いったいどういう場所でなにがすごいのかよくわからないままだった。

といっても、やっぱり、さすがは世界遺産。
どこを見てもすごいのだ。
凄すぎて、だんだん、途中で、もうおなかいっぱい…汗
でも、部屋の隅々まで施された手の込んだ彫刻や飾りは、本当に美しくて素晴らしかった。

宮殿の入り口にある「ALHAMBRA」の文字

マリアの説明ではよくわからなかった
interestingな円形の建物



あっちの部屋にも、こっちの部屋にも、
こんな細かくて手の込んだ模様が隅々まで彫刻されている。

アルハンブラ宮殿からみたグラナダの街


中庭には池もある。




まるで布のレースのように見える


一部修復工事中だった

お庭もすごい


マリアのよくわからないガイドを聞きながら、宮殿の中~庭を見学して、
アルハンブラ宮殿の見学は終了。
途中で、トイレとお土産休憩があったんだけど、
あんなにたくさん人がいるのに、トイレが2つしかないうえに、
15分しか時間がなく、トイレに並んでは見たものの、結局、時間切れ…

またバスに乗って、今度はグラナダの街へ。
グラナダの街のあるショッピングセンターへ行き、そこからはしばらく自由行動。
昼御飯を食べて、お買い物。

グラナダの街
また、バスに揺られ、途中、朝寄ったのと同じドライブインで休憩して、
トレモリノスまで帰った。

夜、ホテルで、テレビのニュースを見ていたら、
「ロンドン」という言葉が聞こえた。
私たちが泊まったホテルでは、英語の放送がほとんどなくて、
意味もわからず、スペイン語のニュースをつけていたんだけど、
「ロンドン」という言葉だけが、聞き取れた。
画面には、町が燃えているような映像。
なんだこれ?

と、ipadでメールをチェックしたら、
友達数人から、大丈夫?という内容のメールが入っていた。
ネットのニュースを見ると、ロンドンで暴動が起こってるらしい…
それも、各地に広がりつつあるとかないとか・・・
イギリスに帰っても大丈夫なの?と、一抹の不安を抱きつつ、
次の日、飛行機でマンチェスターへ帰ったのだった。

帰ってみたら…飛行場から家に戻るまで、
まったく暴動のぼの字もなく、家の近所では、ちびっこが自転車に乗って走ってた。
よかった、田舎で(´▽`) ホッ

後日談。

ホテルで朝ごはん作ったりするからと、トレモリノスのスーパーで買った調味料、
塩やこしょうは、持って帰ってきた。
サラダのドレッシングを作ろうと思って、酢にその塩を入れたら、
泡がぶくぶく…(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
え~!!何これ?と、ネットで調べてみたら、
塩だと思って使っていたものは、なんと、重曹だった…
言葉がわからないって、恐ろしい…

終わり

4 件のコメント:

  1. 落ちが付いてる^^
    なかなか旅行には行かれないから、旅行記楽しく読ませていただきました。
    マリア頼みますよって感じですね~

    暴動の頃、うちの娘も入れ違いな感じで帰ってきましたのでほっとしたものです。

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  2. ははは
    ほんとに、家に帰ってきて、塩だと思い込んでたものから、泡がぶくぶく出てきたときは、びっくりしたよ。
    スペインの塩は、泡が出るのか?って最初思ったもん(笑)
    マリアは、ほんとねえ、頼むよ~って感じだった。(笑)
    おんなじような部屋いっぱい見たけど、全然わからないまま。

    あ、そうだったよね、娘さん来てたんだよね~。
    ちょうど入れ違いな感じだったんだね。
    娘さん、楽しめたのかな?

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  3. あはは~、私もスペインの塩は発泡性なんだぁ~・・と感心してしまったではないですか(笑)
    YUKIさんもえりごんさんの御嬢さんも何事もなく無事でよかったです♪
    だけど、今回も楽しい旅行記でした。
    なかなか続きが読めなくてちょっと辛かったけど~(*^。^*)

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  4. すっかり、放置気味でごめんね(^-^;
    気がつくと、3か月も引っ張ってたね…

    塩は、ほんとに、びっくりだったよ。
    スペインで使ってる間、全然気がつかなかったし。
    スクランブルエッグ作ったくらいだけど。
    スクランブルエッグ作る時に、バター使ったりしてたし、まったく味も気がつかず…ははは

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