次男は、中学3年、卒業生の一人である。
イギリスにしては珍しいくらいのいいお天気に恵まれ、
日本とイギリスの2つの旗が、飾られたホールで、
日本語と英語、2つの言葉で卒業式は行われた。
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補習校が場所をお借りしている現地のカレッジの庭の木 |
式に先立ち、日本人・イギリス人全員で、
今回の地震・津波による被害を受けた方たちへ、
1分間の黙とうが捧げられた。
来賓として出席されていたイギリス人たちからも、
地震・津波被害に対するお見舞いの言葉をたくさんいただいた。
"We are always with you."(私たちは、常にあなたたちのそばにいます。)と。
次男は、この日のために買ったスーツを着て式に臨んだ。
普段は、Tシャツにパーカーと言う格好の次男。
馬子にも衣装。
結構、スーツが似合うのにびっくり。
そんな年になったんだなあ…
小学生8名、中学生3名、高校生2名の計13名の卒業生。
中学生、高校生は、人数が少ないので、答辞も、卒業生全員が読んだ。
お笑い芸人を目指すと、小学生のころ言っていた次男は、
卒業式の答辞の中でも、会場の人たちをクスリと笑わせていた。
この卒業式を最後に、この補習校を去ることになっている校長先生は、
今回の地震・津波の被害に対して、世界中から支援の声が上がっていることに触れ、こうやって、外国で、苦労しながら勉強している子供たちにこそ、
世界が仲良く暮らしていくために貢献してほしいとおっしゃっていた。
卒業式の後は、卒業生、来賓、先生、家族、全員で記念写真。
少人数だからね。
カメラマンのイギリス人のオジサンが、みんなの笑いを取って、和やかに終わった。
卒業と言っても、この補習校には、高校部もあるので、
次男は、4月からもそのまま、そこの高校部に通うことになっている。
でも、この日を最後に、日本に帰るクラスメートがいて、彼女とは、お別れである。
卒業式の後、女子2人男子1人の3人のクラスメートで、しばらく遊び、
日本に帰るMちゃんとは、握手をして別れた。
さて、今日は、隣町の大学で、日本人留学生や日本語を学ぶ学生を中心に行われた
Japan Dayに行って来た。
例年この時期に行われているイベントらしいんだけど、私は、初めて行った。
もともと、3月20日に行われる予定だったのだけど、
今年のイベントは、急きょ、そのチケット代を始め売り上げのほとんどが、
日本の地震・津波のために募金されることになった。
中身は、ミニ大学祭という感じ。
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女の子たちによる空手の実演 |
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おじさん(?)たちによる居合道の実演 右側のオジサンは、切られているところ。 道着の胸に、「ジョンスン」とか「サハル」とか、 名前がカタカナで書いてあるのが、 なんかかわいかった。 |
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飾られていた着物 |
習字コーナーでは、自分の名前を、無理やり漢字で書いてみたり。
(↑これは、結構イギリスで流行っていて、
自分の名前を、無理やり漢字にしてタトゥにしている人結構見かける。)
居合道のおじさんのうちの一人は、道着の胸には、「サハル」って、カタカナで書いてあったけど、
袴には、「佐春」って感じで書いてあったり。
日本食コーナーもあって、たこ焼きとかいなりずしとかそうめんとか売っていた。
たこ焼きは、結構おいしかったな。
そして、帰りに、出入り口のところで、次男の補習校でときどき見かける方を発見。
募金箱を持って、地震・津波災害への募金を集めておられた。
また、そこで募金をして帰った。
次男君、ご卒業おめでとうございます♪♪
返信削除もう、高校生なのか~~…とびっくり!!
スーツ姿がとても素敵。
後姿が、ダーリンに少し似ているよね~♪
お嬢の学校(高校)の卒業式は、毎年変わっていて…
卒業生は、おのおの好きな格好で参加するんだよ。
女子は着物やら袴やら、ドレスやら…
男子は、スーツでビシッと決める子が多い中、
殿様の格好したり、仮面〇イダーの格好する子もいるようです。
自由な校風を意識した伝統なんだそうです。
ちょっと違う気もするけどね…。
お嬢は、どうやら可愛いドレスを着たいらしいです。
ちょっと間違うと、キャバクラみたいになりそうで怖いけど…。
まゆみちゃん、ありがとう~♪
返信削除ほんとに、次男が高校生だとはね。びっくりだよ。
後姿、旦那に似てる?旦那より、ずっと背も高いし、今は、もう、太ってないから、体型全然違うよ~。
まゆみちゃんちのお嬢ちゃまの学校の卒業式、おもしろいね~。
殿さまとか、ヒーロー系の仮装とか?
それで、壇上に上がって、卒業証書貰うのかな?
かわいいドレス、いいな~。
キャバクラにならないよう、そこは、お母様が指導しないと。