2011年6月20日月曜日

2泊3日 バースの旅 その3

3日目。

この日は、朝イチにローマンバスに行くことにしていたから、
朝ごはんを食べて、荷造りをし、ホテルをチェックアウトして、
荷物を車に積み込み、歩いて、昨日も行ったローマンバスへ向かう。
天気が悪くて、微妙に雨が降ってる…(-_-;)

また、めっちゃ並んでたらどうするん?と、並ぶの嫌な息子二人がブツブツ。
バースに来て、ローマンバス見ずに帰るわけにいかんやろと、私と旦那。

そうこうしてるうちに、ローマンバスに到着~。
がら~ん
ヤタ───v(-∀-)v───♪
誰も並んでないよ~♪
と言っても、もちろん、一番乗りと言うわけではなく、
すでに、中に入っている人も結構いたけど、とりあえず、ほとんど並ぶことなく入ることができた。

ローマンバスの中


こういう所へ入る時に、ちょっとややこしいのが、うちの息子たちの年齢。
子供料金が、施設によって設定が違うので、子供料金なのか、大人なのか…?
ローマンバスには、Studentって言うカテゴリーもあって???
チケット売り場で聞いてみると、16歳まで子供(16歳まで、義務教育なのです、イギリスは。)、
それ以上で、大学やカレッジに通っている人は、Student。
でも、学生証が必要。
なので、次男は、子供料金。
長男は、17歳なんだけど、学生証がないと言うと、カレッジ行ってるの?と言うので、
いえ、日本の学校ですと答えると、じゃ、いいわよと、学生料金で入れてくれた。

中は、本当に、これ、2000年以上も前に作られたの?と言うくらい、きれいに保存されていて、
さらに、映像とオーディオガイドで、なかなかおもしろく見られるように工夫されている。

この石像の立っている手すりからのぞくと、
さっきの写真の大きなプールが見える。


よく見ると、湯気が上がっている。
温かいお湯が張られている。
(多分、温泉が今もわいてるって言ってた気がする。)

ところどころに、こうやって、
ローマ時代の格好をした人がいたり…

これは、水風呂。
なんか、神秘的な色で素敵♪

ローマ時代の床暖房。
この上に、床があって、温泉の湯気がここを通ることで、
部屋全体を暖めていたらしい。
すごいね、ローマ人!

なかなか、面白いものがいろいろあって、私は結構面白かったんだけど、
歴史にもローマ人にもまったく興味のない息子二人は、
くるりと回って、早々に外に出てしまったらしい。
外に出て、お店とかうろうろしてるからと、携帯に電話があった。

ローマンバスを堪能して、外に出ると、出口の近くに次男はいたんだけど、
またまたいない長男…
電話をしても出ないし…どこほっつき歩いとんやっ!
と、向こうの方から、雨に濡れながら、長男がひょうひょうと現れた。
「あっちいったら、もっとお店あったで…」って、なあ、ほんまに…

とりあえず、これで、バースでの日程は終了。
雨も降るし、車に戻ることに。

車に戻って、その後は、バースの隣、ブリストルにちょっと寄ることに。
ブリストルで、お昼を食べて、グレート・ブリテン号を見るのだ。
バースから、ブリストルまでは、車で30分くらい。
ブリストルは、海辺の街。
グレートブリテン号のあるマリタイム・ヘリテージセンターへ。

マリタイム・ヘリテージセンターの周り

駐車場に車を止めて、海辺の方へ行くと、見えた!グレートブリテン号。

グレート・ブリテン号の横にあったカフェでお昼を食べることにした。
他に、レストランらしきものも見当たらないし。
旦那と長男は、スープ・オブ・ザ・デイ。(イギリスのカフェなら、たいていはある、その日のスープにパンが付いた軽食。軽食と言っても、スープが結構たっぷりあるので、かなりおなかいっぱいになる。)
私と次男は、ハムとチーズのパ二―ニ。
ハムとチーズって頼んだのに、ツナのパ二―ニが出てきた(-_-;)
でも、面倒くさかったので、そのまま食べたよ。
旦那と長男が食べてた、スープがおいしそうだったわ。
昼ごはんを食べて、いざ、グレートブリテン号へ。
ここでは、次男は、子供料金だったけど、学生料金がなく、長男は、大人料金。
最初は、船の下(?)に入って、スクリューとかが見られる所へ。
技術的なことがよくわからないので、ほぉ~って言うだけだったけど。
旦那は、面白そうに見てたけどね。
その後、船の中へ。
船の歴史とか、どうやって作ったとか、どうやって動いてたかとか、
そういう展示があったけど、さ~っと見て(笑)、デッキへ出てみる。
ちょっと、「ワンピース」の船みた~い♪とか思ったりして。(←ばか)

デッキの真ん中あたりに、ドアがあったので、入ってみると、船室に入れた。
ここがなかなかおもしろかったよ。

寝返りも打てないんじゃないかと思うほど小さなベッド
でも、これでも、上等な方の客室。
一等船室では、お髭を剃ってもらってる人がいたり、

窓から外を見たりしてる、母子がいたり…
船の台所
右端の女の人は、本物の人間で、何か作ってた。

一等船室の人用のダイニングルーム。


他にも、女性用の船室で、なぜか、髪の毛を引っ張り合って喧嘩してる女の人の人形があったり(笑)
その当時の食べ物のレプリカが置いてあったり、
トイレの戸を開けようとすると、「開けるな!入ってるよ!」ってオジサンが怒鳴るようになってたり(笑)
なかなかおもしろい仕掛けもあって、おもしろかった。
こんな船で、遠くまで出かけて行ってたんだな~、昔のイギリス人。

 外に出ると、湾の反対側の丘の上のおうちが、とってもカラフルでかわいい。



 そんなこんなで、常に文句ばっかり言ってる息子2人を連れて、
バースとストーンヘンジ、そして、ブリストルへ行って来た。
こんな風に家族4人で旅行できるのも、あと何回あるかなあ…
そう思うと、ブツブツ言いながらでもついて来た息子たちも、かわいかったり♪

帰りは、ブリストルからだと、思ったより時間がかからず、
夕方の5時過ぎに家についた。
その日のうちには、迎えに行けないかなと思っていたサスケも、迎えに行って、
また、家族集合♪

そんなわけで、2泊3日バースの旅、終了!

2 件のコメント:

  1. まゆみちゃん2011年6月21日 12:14

    最近とんと旅行に出ていない私は、すっかり旅モードになりました♪
    そうだね、家族旅行…あと何回一緒に行ってくれるかな~?なんて
    考えちゃう年頃になったよね。しみじみ…。

    バースのローマンバス。
    数年前に行ったんだけど、
    通天閣辺りにある大きな銭湯みたいなところ…なんだっけ?
    プールとかもあるのよ。スパワールド?今もある?
    あそこのローマンバスは、本物をチープに!カラフルに!ベタに仕上げているのだ!と
    確信した次第です。

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  2. スパワールド、スパワールド!
    私が、イギリスに来る直前は、まだあったはず。
    今もあるのかなあ?
    あそこのローマンバス…私も行ったはずだけど、記憶にないわ(^_^;)

    ほんと、あと何回、家族旅行できるかな~って年になったよね。
    もし、日本にいたら、もう、親になんてついてこない年かもしれないもんねえ。
    多分、今年で最後かなぁ…

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