2010年11月11日木曜日

完了形

と言うわけで、完了形。
英語に興味のない方は、読んでも面白くないかも…
と言うか、面白くないです。

いまだに、ESOL(English for Speakers of Other Languages)のクラスに通っている。
さっさと、レポート書いて、試験に合格すれば、終わってるはずなんだけど(6 ̄  ̄)ポリポリ
あと一歩のレポートが、なかなか終わらない(^_^;)

で、現在完了形。
完了形(Perfect tense)は、日本語にはない時制なので、なかなか難しい。
相変わらず、完了形にするべきところを、過去形で済ませちゃったりしてる。
私だけでなく、同じクラスの外国人たちにもやっぱり難しいらしい。
アフリカから来たC氏なんて、普段はぺらぺらしゃべりまくるのに、
現在完了の文法の話になると、いきなり無口になる(笑)

去年も完了形はやったんだけど、また、新しいクラスメートが増えて、
今、また、復習と言う形でやっている。

イギリスで英語を勉強していると、日本で勉強したのとは、
分け方が違うと言うか、観点が違うと言うか、そういうことがあるので、
面白いと言うか、ややこしいと言うか…何なんだか…


日本では、中学3年生で習うはずの現在完了形。
さて、中学英語を思い出して~。

まず、現在完了(Present Perfect)の形は?

主語+have(has)+過去分詞~. ですね~。ふふふ これは、基本。(^-^)b

では、現在完了は、どんな時に使いますか?

1.経験(これは簡単。)
2.完了(これは、ちょっと微妙。)
3.継続(これがややこしい)

って習ったと思うんだけど…

ESOLのクラスでは、単純現在完了(Present Perfect Simple)と
現在完了進行形(Present Perfect Continuous)に分けて勉強する。

Simpleの方は、
1.経験 (Life experience)
 たとえば、I have been to France three times.(私は、フランスに3回行ったことがあります。) 

2.近接過去(終わったばっかりのこと)
 たとえば、I've done it !(で~きたっ!)

3.過去に起こったことで、現在も続いている または、現在に影響を及ぼしていること
 たとえば、I have known her for 3 years.(私は、3年前から彼女を知っています。)

Continueousの方は、過去のある時点から、続いている(続いていた)ことを表す時に使う。
(今も続いているかどうかは、それほど重要ではない。今終わったことでもOK。)
 たとえば、I have been studying English for 3years.(私は、英語を3年間勉強しています。)

ここで、あれ?と思った人。
Continuousと、Simpleの継続はどう違うのか?
これが難しい。

まず、普通、何年間とか、どのくらいの期間その行動が続いていたかを表すときは、
Continuousを使う。
なので、How long ~?と聞くときは、How long have you been doing~? つまり、現在完了進行形が、自然なんだそう。

それから、Simpleの方は、基本的に、アクションが起こった後の結果に注目していて、
Continuousの方は、その時間を何に費やしたのかと言うことに注目しているという点が違うんだって。
同じ「3年間英語を勉強している」と言う文章でも、
たとえば、「3年間勉強して、資格試験に合格しました。」と言うようなときや、
「この3年間、どんなことを勉強してきましたか?」などと言うような質問に答えるときは、
Simpleを使い、
「3年間、ずっと英語を勉強しているよ」と言うことを言いたいときは、
Continuousを使うという具合。
更に、この先も勉強をつづけるよと思っている時は、Continuousが、betterなんだそうだ。

あと、現在に影響を与えている過去の出来事というやつ。
He has gone to Canada.(彼は、カナダに行ってしまった。[今はもうここにはいない]って言うような例文を、中学生の時に習ったと思うんだけど…
たとえば、夕方、おなかが痛いと言い出した子供に、昼、何を食べたの? と聞くときは、
What did you have?より、What have you had?の方が、いいみたい。
散らかった部屋を見て、子供に、何をしたの?と聞く時も、
What did you do?より、What have you done?の方が、悪さしちゃった度が、高い感じ。(笑)

以上が、今日のクラスで習ったこと。
ちょっと、おもしろくない?おもしろくないか…(6 ̄  ̄)ポリポリ

4 件のコメント:

  1. まゆみちゃん2010年11月13日 22:38

    いやいや、おもしろいよ!!
    ちょっと、自分の頭を整理しないと、
    わかったような~?わからないような~~?感じだけどさ。

    最近は、長々とした質問をされると(←主に仕事で)
    日本語ですら理解できない私だもの~~。

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  2. なんか、わかったような、わからんような…でしょう?
    イギリス人的には、ちゃんと使い分けしてるんだけど、
    説明しろと言われると、それも、微妙で難しかったりする部分みたい。

    ESOLのに行くと、結構こう言うことがあるので、おもしろいよ。

    そうそう、日本語も難しいよねえ…

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  3. 現在完了、過去完了……
    完了しとんのやから、過去なんちゃうん!? と
    中学生のときに思ったような気がします(笑)

    国文法でも「完了の助動詞」と
    「過去の助動詞」は重なりつつ違う、みたいな……。
    高校に勤め始めて同じ古文を何度も読む羽目になって、
    初めて何となく違いがわかった記憶があるので、
    (そしてもう忘れかかっている)
    やっぱり言語って
    使いながらニュアンスを感じ取るしかないのかなぁと
    思いました。

    でも、現地の教え方と日本の教え方の違いって
    おもしろいですね!
    勉強になりました。

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  4. 古文の文法…もう、遠い昔の話だわ…忘却の彼方…(笑)

    若い間は、使いながらニュアンスを感じ取るのも、結構早くできるんだろうけど、
    だんだん年を取ってくると、それもまたなかなか難しくて…(^_^;)

    日本人にとって、英語の難しさは、やっぱり、根本的な考え方の違いなんだと思うよ。
    文法や、語彙なんかは、日本人得意だもんね。
    時制のとらえ方も、かなり違うんだと思う。
    その山を越えられないと、なかなか、ネイティブ的にはなれないわ(^_^;)

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