2011年9月26日月曜日

7泊8日 コスタデルソルの旅 その3

あ゛~…また、放置してしまった。(-_-;) 
いや、元気にしております。
洗濯機が壊れたり、ロンドン行ったり、子供の学校行ったりしてました。

さて、もうすでに1ヶ月半も前のことになってしまった、コスタデルソルの旅。
続きです。

2日目は、特にこれと言って、することもなく、
旦那と次男は、午前中ホテルのプール、
私と長男は、街でショッピング。
ま、そんな感じで、の~んびりと過ごしました。

ホテルのプールサイド
あ~空が青い~



3日目は、宿泊地トレモリノスの近くの大きな街、マラガに行ってみることに。
前日の夜、マラガまでの行き方を、ネットで調べ、
電車で行くことに。

トレモリノスの電車の駅

駅のホーム
トレモリノスからマラガまでは、電車で30分足らず。
この電車が、ものすごく新しくてきれいだった。
2年前に行ったイタリアの電車と比べたら…(-_-;)

マラガのセントロ・アラメダ駅に着き、そこから、とりあえず、ツーリストインフォメーションを目指す。

マラガは、ピカソの生まれた町で、彼の生家や美術館もある。
その他にも、いろいろな観光名所があるので、まわってみようと思っていた。
ホテルでもらった観光案内に、マラガの街で自転車が借りられると書いてあったので、
インフォメーションで聞いてみることに。

地図で見ると、駅からインフォメーションまで、結構距離がありそうな感じだったんだけど、
歩いてみると、そうでもない。
暑いけど、できるだけ日蔭を歩けば、大丈夫。

昼ご飯をトレモリノスで食べてから出てきたので、
マラガに着いたら、すっかりシエスタの時間。
でも、通りの真ん中の花屋さんはあいてた。

ヨーロッパの街並みっぽい(笑)


観光用のこんな馬車も街かどに

宿泊地のトレモリノスは、いかにもリゾート地という感じでのんびりしてるけど、
こちらは、大きな街だけあって、人も多いし、車も多くて、
シエスタの時間でも、のんびり感は、あんまりない。
それでも、ホリディ中の私たち、すっかり気持ちはゆるゆる~。

私は、コンパクトデジカメと、デジイチを両方持って、
わあ、あれきれい~とか、写真を撮りながら歩き、
10分足らず歩いたところで、インフォメーションを発見。
カメラは、ワンショルダーのリュックに収め、インフォメーションに入った。

ちょうど、観光シーズンということもあって、インフォメーションは旅行客でいっぱい。
そこへ入って行き、しばし順番を待つ。
順番が来たので、自転車はどこで借りられるのかとか、
闘牛は見られるのかとか、聞きたいことを聞いていた。

すると…なんとなく、私の背中のリュックが、後ろの人に当たってる気がした。
あ、邪魔になってるなと思って、リュックを、胸の方に持って来て…
びっくり!!!
|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||
リュックの、カメラが入っているメインのところも、
財布が入っていたサブのところも、2つとも、ファスナーが、ガバッとあいていたのだ。
いくら私が、間が抜けていても、リュックのファスナーを、2つも、
あんなに大きく開けたままかけて歩かないよ。
・・・・
えっ!と、後ろを振り向くと、手ぶらの男の人が2人、何食わぬ顔で立っていた。
幸い、リュックの中身は、無事で、被害はなかったんだけど、
あと5秒気付くのが遅かったら、カメラも財布もすられていたに違いない。
財布には、大してお金は入っていなかったし、パスポートもホテルの金庫に入れていて、
コピーだけだったんだけど、
クレジットカードや銀行のデビットカードが入っていたから、
取られていたら、イギリスの銀行まで電話しなくてはいけないところだった…
観光どころじゃないし。(-_-;)

ガイドブックには、確かに、スペインには、日本人を狙ったスリが多いので、気をつけるようにと、書かれていた。
外国人は、パスポートの携帯を義務付けられているんだけど、
日本人は、コピーで構わないとも書いてあった。
だから、パスポートも持ってなかったんだけど、
トレモリノスのあまりののんびりした雰囲気に、すっかり気がゆるんでしまっていた。
一昨年行ったナポリなんかだと、見るからに危険そうな街なので(^_^;)、
結構、注意してたんだけど。

もう、すっかりビビってしまった私。
その後は、かっこ悪いけど、ずっと、リュックを胸の前に来るようにして歩いた。

自転車を借りられるところも教えてもらったんだけど、
インフォメーションの反対側に、ヨーロッパの観光地には、必ずと言っていいほどある、
オープントップのシティーツアーの赤いバスを見つけ、
あれに乗ろうと言うことになった。

オープントップのバスに乗ったら、そりゃ、上に乗るでしょ。
でもね、夏のスペインで、昼間、上に乗るのは、間違いでした。
暑過ぎる…
もっと、海辺のリゾート地とかならいいんだろうけど、
マラガは、海辺の町だけど、結構な都会だから、海からの風なんて全然感じないし…
30分くらい走って、降りた時には、
おもらししたの?ってくらい、ズボンが汗でびしょびしょに(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
ま、それも、すぐに乾いたけど。

で、バスを降りたのは、闘牛場。
旦那が、ここまで来たら、闘牛みたいと言いだしたので。
でも、この日は、偵察だけ。
時間も早かったし。

マラガの闘牛場

どこで入場券が買えるのかとか、周りをうろうろしたんだけど、
全く分からず…

闘牛場の前のバス停の近くにあったキオスクで水を買うついでに、
おじさんに聞いてみた。
「日曜日に闘牛見たいんだけど、チケットはどこで買えるの?」
「チケットならここにあるよ。」
「え?いくらですか?」
「タダだからあげるよ。」
とおじさんは、チケットを4枚くれた。
招待券?うほっ!ラッキーかも。(*^m^*) ムフッ

その後、また、シティーツアーのバスに乗り、(今度はもちろん、屋根付きエアコンの入った下の席に座った。)
ピカソ美術館へ。

ピカソ美術館のある界隈は、裏通りなんだけど、
とても静かで、きれいで、雰囲気のある通りだった。
背の高い建物に挟まれているので、日陰で涼しいし。

ピカソ美術館近くの通り
マラガのピカソ美術館は、まだ新しく、こじんまりとしていて、ちょっと素敵な空間でした。
ただ、入場券を買うときに、特別展の分を買わなかった(入場券売り場のおじさんの言ってる意味がよくわからなかった…)ので、
常設展しか見られなかったのが残念。

ピカソ美術館の中庭
美術館巡りが大嫌い(^_^;)な、長男は、ピカソ美術館に行くと聞いたところからかなり不機嫌。
さっさと、座れるところを見つけて、一人で座ってたよ…
せっかく、本物のピカソの作品がたくさん見られると言うのに…

ピカソ美術館からカテドラルへ続く通り
ピカソ美術館を出た後、お土産などを買い、また、駅まで歩いて、
トレモリノスへ帰ったのでした。

それにしても、ほんとに、財布とカメラ、すられなくてよかった…
結構、あちこちヨーロッパの街も行ったけど、
スリにあいそうになったのは今回が初めてだった。
みなさまも、スペインに行くときには、気をつけて♪

続く…






4 件のコメント:

  1. こわい~~!!
    それにしても、盗まれずに済んでよかったね~。
    人生は5秒違いで大違いですねっ。
    それにしても、こんなに美しい街もスリだらけなんて
    なんか、悲しい…。

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  2. まゆみちゃん2011年9月26日 14:25

    ほんとに怖い~~!!手ぶらの男達、それを生業としているんだろうね~。寸でのところで間に合って?本当に良かったね。普段の行いが良かったからだよ♪♪
    それにしてもスペインの景色は美しいね~。写真見ているだけで心地良いよ♪あぁ~旅したい!!

    私は長期休暇中。扶養の範囲内で働く為に調整しているのだ。
    イギリス行った時より長い12連休だよ。
    することなくてちょっと困ってる…。
    お片づけする予定だけど…(笑)

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  3. >めぐりんちゃん

    ほんとに、怖かったよ~。でも、ほんとに、盗まれずにすんでよかった。
    この日行った所は、マラガでも観光地区で、すごくきれいなんだよね。
    でも、次のときに行った街の中心部は、そうでもないところがいっぱい…
    スペインも、かなり経済状態悪いから、スリもいっぱいいるんだろうねえ…
    そんな中でも、特に日本人が狙われやすいんだって。

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  4. >まゆみちゃん

    多分ね、プロだよね。
    私がカメラを持ってふらふらしてるのを見て、ついて来たんだろうなあって思って、ほんと、怖かった。
    スペイン、観光地はすごくきれいだよ。
    お天気もすごくよかったし、街も清潔だったよ。
    トイレとかもどこへ行ってもきれいだった。

    あら、12連休中なの?イギリス来る?(笑)

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