2010年4月7日水曜日

YORK

先週末から今週にかけては、イングランドは、イースターなのだ。
宗教的なことはよくわかんないけど、とりあえず、3~5日が3連休。
次男の学校は、2日の金曜日(Good Friday)から約2週間の春休み。
3連休、せっかくだし、どこか行く?ということで、ヨークに行ってきた。
最初は、ノーフォークにカニを食べに行こう!と言っていたんだけど、今年の冬の寒さのせいで、まだ、カニが捕れないと言うニュースを見たので、断念。
ヨークは、1世紀ごろにローマ人がやってきて住みつき、その後、アングロサクソンに征服されたり、ヴァイキングに征服されたり、…とにかく、歴史の古い街なのだ。

ヨークと言えば、北イングランドでは、かなり人気のある観光地である。
なので、だいたい、ここに赴任してきたら、最初に観光に行くのがヨーク…なはずなんだけど、
うちの旦那は、自分が何度も行ったことがあるのと、
息子たちが面白がるようなものがなさげなので、
今回、渡英して1年半、私が行きたい行きたいと言うにもかかわらず、
連れて行ってもらえなかった(^_^;)
私も、前にいたときには何回か行ったんだけど、
子供たちを連れて行ってみたかった。
何があると言うわけではないんだけど、ヨークシャーに住んでて、
ヨーク行ったことがないってどうよ?と思ってたので。

↑写真は、ヨークの街の入り口にあるクリフォードタワー。
(昔はただで登れたはずだったけど、今は、登るのにお金がいるみたい…(^_^;))

朝から、たまに小雨の降る肌寒い天気。

ヨークの町に入る手前に、結構大きなアウトレットモールがあるので、
まず、そこへ行ってみる。(笑)
いやいや、このアウトレット、初めて行ったんだけど、なかなか素敵♪
このアウトレットモールの中で、なんと、旦那の会社の上司夫妻とバッタリ。
こんなところで~(笑)
ちょこっと買い物をした後、いざヨークへ♪

城壁の外(ヨークの中心部は、城壁に囲まれている。)の駐車場に車を止め、
(駐車料金がめっちゃ高かった…(-_-;))
歩いて、城壁の中の街へ。
入口には、さっきの写真、クリフォードタワーが。

そろそろお昼だったので、適当にそのあたりのイタリアンなレストランに入り、
パスタとかピザで腹ごしらえ。
そして、ヨークミンスターへ向かう。
3連休だけあって、結構な人出。
大道芸人が出て、パフォーマンスしてたり、マーケットが出たりしていた。


←こんな感じの通りを抜けて、ヨークミンスターへ。写真の奥に見えているのが、ヨークミンスター。カンタベリー大聖堂に次いで、イングランドで2番目に権威のある教会らしい。

↑ヨークミンスターの正面。
外から見ても、すごく大きくて、荘厳な感じ。



とにかく、細かくてきれいなステンドグラスがいっぱい。細かすぎて、近くで見ると、何の柄なのかいまいちよくわからないくらい(笑)でも、外からの光と、内側から照らすライトを反射してほんとにきれいだった。↑の左の写真は、Five Sistersと呼ばれる、ミンスターの中で最も古いステンドグラスだそうだ。

→は、チャプターハウスと呼ばれる奥の方にある
小部屋の天井。
天井の模様が、すごく素敵。
ちなみに、↑のステンドグラスも、このチャプターハウスのもの。

←は、チャプターハウスの床のタイル。
このタイル素敵♪

もちろん、息子たちは、教会だのステンドグラスだのには、まったく興味なし(-_-;)
美術品だと思ってみればいいでしょ?と言っては見たが、美術品にも興味なしだから、ただぼ~っと教会の中を歩いただけに終わった(^_^;)





一通りヨークミンスターの中を見て、お土産物屋さんをみて、
(いつものように、お土産用の指抜きを買う。)
ヨークミンスターをあとにする。

ヨークミンスターを出た後は、中世の街並みが残るシャンブルズを目指す。
建物の上階になるほど、前につき出ていると言う、
なんだか、妙な感じの家が立ち並ぶ。
建物自体もすご~くふるい感じ。
昔、その突き出た軒先に肉をぶら下げて売っていたとか。
それでなくても狭い通りが、余計にせまく見える。
でも、中世の街にタイムスリップしたような感じで、おもしろかった。

このシャンブルズの近くで、マーケットも開かれていた。
特に変わったマーケットではなかったけど、
とりあえず、ぐるりと回ってみる。

そして、シャンブルズを抜けた後は、あらかじめ、ネットで予約しておいたヨーヴィック・ヴァイキングセンターへ。
ここは、ヨークにヴァイキングたちが住んでいたころの街を再現したアトラクション。
ディズニーランドとかにある、乗り物に乗って、再現された世界を回るってやつ。

ヨーヴィックセンターまで行くと、建物の前には、長い行列。
しかし、オンラインで予約してきたので、
その行列の横にあった「Pre Booked」の入り口で、
ヴァイキングの格好をして立っていたお姉さんに、
プリントアウトしてきた予約のメールを渡すと、すぐに入れた。

中に入ると、なんだか以上にでかい長髪のお兄さんが寄ってきて、
べらべらと、ヨークで発掘されたヴァイキング時代の遺跡の説明とか始めた。
半分くらいしかわからんし(^_^;)
並んでいる間も、いろんな説明やら映像やらあって、
でも、全部もちろん英語なので、いつも半分くらいしか読まないうちに列が進んでしまう(^_^;)
そんなこんなで、乗り物に乗り込む。
席の前に、言語を選ぶボタンが。
なんと、日本語あり♪ すご~い。

NHKのアナウンサーのようなはきはきしたお兄さんの説明を聞きながら、
大昔のヴァイキングの村の中を進んでいく。
ときどき、そのお兄さんは、ヴァイキング語(?)をペラペラと操り、
村のおじさんとか、おばさん(もちろん人形だけど)に声をかけたりするのだ。
動物の骨でくしを作っているオジサンがいたり、
肉を売っている人がいたり、
その日の晩御飯を肉にするか魚にするかでもめている夫婦がいたり・・・(笑)
しかし、街や人物の再現はもちろん、もうひとつ再現されていたものがある。
なんと、におい…
入って来た時から、びみょ~に臭い…ような、
なんか、近くに何日もお風呂に入ってない人がいるようなにおいがかすかにするのだ。
多分、実際は、あの何倍も臭かったんだろうけど…
あのにおいは、正直、ちょっと辛かった…(^_^;)

ヨーヴィックセンターを出た後は、また、歩いて駐車場へ帰った。
駐車場の横…っていうか、駐車場の真ん中には、
ファンフェア(移動遊園地)が来ていた。








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