2010年6月7日月曜日

女3人 ロンドンの旅 2


さて、次の日。
この日は、コッツウォルズ。

日本人観光客だけでなく、イギリス人にも大人気のコッツウォルズ。
コッツウォルズというのは、実際の地名ではなく、
シェークスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイボン、
大学の街、オックスフォード、そして、ローマ風呂で有名なバースに囲まれた地域で、
その中に、昔のままの姿を残したかわいい村が点在するのだ。
歴史的にも、なんかいろいろあるらしい…(世界史苦手な人σ(-_-)ワタシ)

最初は、電車でコッツウォルズの近くの街まで行き、
レンタカーを借りて、私が運転して行く!などと言うことも考えてみたけど、
どう考えても、私が運転して行くと、道に迷い、
行きたいところに結局行けないまま終わる可能性大だったので、それは、即却下。
次に、コッツウォルズに泊り、怪しい日本語を操るイギリス人ガイドを雇って、
観光すると言う案も出た。
しかし、これは、ガイド料が予算内におさまらなかったのと、
スーツケースを持って、電車に乗り移動するのが大変という理由で、却下。
結局、日系旅行会社の日本語ガイド付きロンドンからの日帰りツアーに申し込んだ。


前日とは打って変わって、朝からよいお天気♪
朝、8時集合だったので、部屋で前の晩に買って帰っていた
サンドウィッチとかを部屋で食べ、7時過ぎにホテルを出た。
地下鉄で、ヴィクトリア駅まで行き、改札を出た後は、
予約書の説明通りに、「みゅうツアー」の事務所を目指す。
っと、遠目に見ても日本人の団体が…
日本人学校以外で、あんなに、日本人がいるの久しぶりに見た…(^_^;)
みゅうツアーについてみると、そこは、コッツウォルズツアーの人だけでなく、
他のツアーの人もいたんだけど、
ガイドの人とちょっと話す機会があったので聞いてみたら、
49人定員のところ、47人参加だそうで、大型バスほぼ満員だって…
そうそう、その日は、イギリスでは、3連休の中日で、
イギリス在住の人も結構いたとか。(そう言う私もそうだけど)

バスに乗ったら、運転手さん以外全部日本人~。
なんか変な感じ。(笑)

一番後ろの席が、ちょうど3人並んで座れたので、そこに、3人で座る。

ガイドさんは、ちょっと賢そうな感じの優しそうな女性。
コッツウォルズまでの約2時間の間も、
車のナンバーの話から、コッツウォルズの歴史まで
イギリス プチ情報などを織り交ぜ、いろいろしゃべる。

で、最初に着いたのが、バーフォードと呼ばれる村。


←こんなパブがあったり、


←こんなかわいい街並みがあったり


パン屋さんもかわいい。


↑のパン屋さんで売っているラーディーケーキと呼ばれるパン(?) バターの代わりにラードを使っているそうで、かな~りこってり。おいしいんだけど、たくさんは食べられない感じ。直径15cm位のを3人で食べあまして、同じツアーと思われる見知らぬご夫婦にもおすそ分けして食べてもらった…
続いて、ブロードウェイという村。
なんか、オリバー・クロムウェルとチャールズ1世がどうとか言って気がするけど…(^^ゞ

私たちは、もちろん、オリバー・クロムウェルなんてそっちのけ。 ←この八百屋さん、かわいい♪


ファーマーズマーケットが出ていたりして、ちょっと楽しい♪


←は、ブタの丸焼ですよ、奥さん。


←これが、清教徒革命(世界史で習いましたね~?)のころに、オリヴァー・クロムウェルとチャールズ1世が泊ったらしいホテル、ライゴンアームズ。
ブロードウェイのあとは、コッツウォルズのベニスと言われる
ボートン・オン・ザ・ウォーター。


ここで、昼食。パブに行こうかと言いながら、結局、その辺にあったレストランに入って、スープ・オフ・ザ・ディとか、サラダとか食べた。あ、まゆみちゃんとぞうさんは、シャンディ(ビールのレモネード割)も飲んでいたぞ。
ここで、少し時間があったので、お土産物屋さんめぐりとか。
暑かったので、アイスなんかも食べた。
それにしても、観光客多かったな~。
そう言う自分も観光客だけどさ。

そして最後は、バイブリ―。
ここは、ほんとに小さな村だけど、とてもきれいなところだった。


←こんな川があって、鳥とか魚とかいっぱいいるのだ。鳥と言えば、雛を3羽連れたお母さん鳥がいたんだけど、3羽のうち1羽が、ちょっとひ弱なのか、どんどん川の流れに流されて行ってしまうわ、もう1羽は、元気がよくて、勝手に自分でスイスイ行ってしまうわで、お母さん、子供の世話に大忙し。おとなしいもう1羽を、岸のところあたりに避難させて、元気なやつを追いかけ、流されて行く子を追いかけ…流されて行く子は、「ぴぃぴぃ」って、ずっとお母さんを呼んでるんだよね…あの子、大丈夫だったのかなあ…

←は、アーリントン・ロウと呼ばれる古いおうち。今もちゃんと人が住んでいるらしい。
お天気も良くて、駆け足だったけど、コッツウォルズの村をいくつか回ることができて、
なかなかよかった。
もうちょっと、ゆっくり、時間をかけて回りたいな~。
(しかし、家で次男に、コッツウォルズって何があるん?と聞かれ、
きれいな田舎の風景とか…と答えると、
「え?景色だけ?全然おもしろくなさそう…」と言う答えが…家族とは来られないか…
老後に旦那と来るか?!(笑)
それまでに、清教徒革命のおさらいをしておこう。)

あ、そうそう、バスでまた、ヴィクトリア駅まで帰ったあと、
その日は、ゆっくりしようと、そのままホテルに帰ることに。
日曜日で、お店が開いていないと言うのもあったんだけど。
(イギリスは、日曜日は6時間しかお店開けちゃいけないので、4時とか5時くらいに
早々と店が閉まってしまう。)
また、地下鉄に乗る。
途中、乗り換えの駅で、リフトの前に長蛇の列が…
(ロンドンの地下鉄は、乗り換えるときに、駅の中をかなり歩く。
エスカレーターやリフト(エレベーター)で、上がったり降りたりもしばしば)
その横には、階段の入り口が。
ちらりと、「198steps」と言うのが見えたが、気にも留めず、階段の方が早いんじゃない?と、
階段を上ることに。
私たちが、階段をのぼりはじめたのを見て、リフトの列からも、
続々と、階段へまわってき始めた。
し・・・しかし、198段…長かった…
もう、地上に上がれないかと思った。
途中にあった、「Help」ボタン
(これは、階段だけでなく、駅の中いろんなところにある非常ボタン)
を、よっぽど押してやろうかと思ったくらい。
私たちの後を付いて来た人たちも、きっと、見知らぬ東洋人のまねをして
ものすごく後悔していたことだろう。
それでも、なんとか力を振り絞り198段を上り切り、
やっとの思いで、乗り換え、ホテルに戻った。

晩御飯は、ホテルのタイ料理レストランに行こう♪と思っていたのに、
なぜか、しまっていた。
も~、トムヤムクン食べたかったや~ん。
仕方がないので、もうひとつのレストランに行った。
ワインなんか飲んだら、酔っ払っちまって、お風呂入れないよ~とか言っているうちに、
今度は、完全に酔いがさめてしまい、夜寝られへんし…
うとうとし始めたら、外は明るくなってるし…
(今は、日が長いので、明け方4時くらいから外は昼間のように明るいのだ(-_-;))

続く…



2 件のコメント:

  1. 素敵です~。小川のせせらぎが聞こえてきそうな感じ。
    こんな絵本の中のような場所に家族で一緒に行ってみたいなぁ♪
    雛鳥ちゃん気になるね。そんな風に後からでもその雛鳥の事を気にしているYUKI氏、前から思っていたんですがYUKI氏は私の知っている中で一番母性愛の強い女性なの。
    そういう所大好きです(*^.^*)

    寝不足で迎える次の日のエピソード楽しみにしてま~す^^

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  2. コッツウォルズ、きれいだったよ~。
    各村で、あんまりゆっくりできる時間がなかったのが残念だけど。
    雛鳥ちゃんね…ほんと、あのあと、母に見捨てられたりしてないだろうかとちょっと心配。
    あのときは、私だけでなく、あの親子鳥に気が付いた人たちが、みんな、あの雛鳥を見てたんだよ。
    母性愛が強い?私?う~ん…そうかなあ…かな~り、いい加減な母だぞ私。(^_^;)

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