2010年3月10日水曜日

カードメイキングと折り紙


カードメイキングも、相変わらず、毎週通っている。
私が行っているところは、
もともとは、クラフト好きのおばちゃんたちが集まって作ったグループで、
2週間に1回、プロ(?)の先生を呼んでクラスを開き、
先生の来ない日は、リーダー格のおばちゃんたちが、
順番で準備をしてきて、そのおばちゃんのアイディアでカードを作るのだ。
最近、少しずつ人数も増えて、その先生役をするのも、
オリジナルメンバーのおばちゃんたちに限らず、
他のアイディアのある人がやったりすることもある。

で、なんと、その先生役の白羽の矢が私のところへ…

↑の写真は、私が先生になって作ったカード。


なぜそんなことになったのかと言うと…
以前に何回か、時間が余ったときに、簡単な折り紙を教えたことがあった。
折り紙は、最近、ペーパークラフトがさかんなイギリスでも、
名前だけは、かなり知れ渡っている。
ペーパークラフトの材料を置いているようなお店に行くと、
オリガミペーパーを、すごく高い値段で売っていたりするし。
息子の学校にも、最近、「Origami Club」なるクラブができたらしい。
でも、名前は知っていても、なかなか実際にやってみる機会のないイギリス人のおばちゃんたち、
すご~く簡単な折り紙でも、すご~く苦労して、できあがると、ものすごく喜んでくれる。
もうね、紙の向きが変わっただけで、わけがわからなくなる人続出。(笑)
それで、Yuki=折り紙 という公式がそこのグループのおばちゃんたちの中にはできてしまっている。

ある日のクラスの時、そのグループのリーダーのジョーンが、突然、
来週は、Yukiが、昇進するよと言い出した。
来週は、折り紙するからね、Yuki,おねがいね みたいなことを言いだした。
え?突然、何を言うねんっと、驚いていたら、
周りのおばちゃんたちが、来週は、楽しみにしてるわ~とか、ものすごい言うし…
で、帰りに、ジョーンに、何を準備すればいい?と聞きに行くと、
来週は、すごく簡単なカードを作るから、時間があったら、
ちょうちょとかリボンとか…そんなの?みたいな、なんだか、
さっきとはえらくトーンが違う。
しかし、私は、とりあえず、なんか準備しとかなくちゃと、
それから2週間、折り紙慣れしていないおばちゃんたちでも折れて、
かつ、あまり日本的すぎないもの。
(カブトとか、鶴とか、やっこさんとかは、日本的すぎて、元のものが何かよくわからないかも。
その説明から必要になるから、ちょっと大変。)
で、簡単に折れるハートを折ることにして、
そのハートを使ってカードを作ってみたりした。

しかし…いっぱい準備して行ったにもかかわらず…
どうも、私の勘違いだったようで、
超簡単な折り紙で、飾りを作るから、折り紙得意なYukiは、
すごく上手にできるはず!=グループの中の優等生的な位置に昇進する
みたいなことだったらしい…(^_^;)


↑その週に作った 折り紙で飾りを作ったカード

しかし、せっかく作った見本、埋もれさせるのももったいないと思い、
ちょっと、みんなに見せてみた。
そうしたら、おばちゃんたちにえらい気に入ってもらえて…
次は、本当に、Yukiが、先生をやって と言うことになったのだ。

最初は、一番簡単なハートにしようかと思っていたんだけど、
ネットでいろいろ探しているうちに、ハートを4枚組み合わせて、
4つ葉のクローバーにしているのを見つけた。
これいい~ってことで、それを使ってカードを作ることに。
見本のカードだけでなく、それを作るための材料の買い出しをし、
背景に貼るいろんなパターンの紙(backing paper)は、買うと結構高いので、
ネットで探してプリントアウト。(キャノンクリエイティブパーク ←ここおすすめ♪)
(しかし、かなりの枚数印刷したので、プリンターのインクを、かなり消耗した(^_^;))
折り紙の折り方も、ネットで探し、それを英訳してプリントアウト。
(折り方は、こちらを参考にさせていただきました。)
折り紙は、今回は、15cmの正方形の普通の折り紙を4分の1に切って使ったので、
いろんな色の折り紙や、柄付きの紙を7.5cm四方に切り分ける。
(おばちゃんたちは、物さしで長さをはかって紙を切るとか言うのが、
実は、大嫌いなのだ。)
家にあったレースのリボンを使うことにしたんだけど、
切ってみたら、10人分しかない…
全員来たら、13人なのに…(´-∀-`;)
それに気付いたのが前日の夜で、買い足しにも行けないので、
とりあえず、家にあったいろんなリボンを持って行って、
好きなのを選んでもらうことにした。
・・・が、当日は、3人欠席で、ちょうど10人♪なんてラッキー。
みんなに、レースのリボンを何食わぬ顔をして配った。

当日は、案の定、大騒ぎ(笑)
最初に、自分の好きな色(または柄)の折り紙を4枚選んでもらうところから大騒ぎ。
小さい正方形の紙を4枚って言ってるのに、
大きなバッキングペーパー持ってる人いるし、
2枚しか持ってない人いるし…
折り紙は、器用な人は、1度の説明でだいたい理解してくれたけど、
そうでない人は、あっちでつまづき、こっちでつまづき、
「I'm useless…」と言って、完全放棄寸前のおばちゃんも(笑)
それでも、何とか4つのハートを完成させ、それを組み合わせて、
四つ葉のクローバーに(おばちゃんたちは、Flowerだと言ってたけど…)を作り、
あとのカードは、自分の好きなバッキングペーパーを選んで、
好きなように作ってもらった。
折り紙が小さかったので、ちょっとfrustrating(イライラしちゃう)だと言ってたおばちゃんもいたけど、
おおむね好評で、またやってね♪と言ってもらえた。
次はどんなのにしよう~。
悩むけど、これ考えるのも楽しいんだよね♪

↓は、今年になってからこのクラスで作ったカードたち。


↑カードじゃなくて、ミニカレンダー
真中の丸いのは、半透明の紙に、
プスプス針で穴をあけて模様をつけてます。
(Perforatingという技)



←これは、とっても簡単な3つ折りのカード。一番前の女の子は、デコパージュしてあってちょっと立体的になってます。


←真中に切り目を入れて、だんだんにおることで、
開くと、立体的になるカード。
先生は、「めっちゃ簡単!!」と言ったくせに、
自分で、教え間違えて、
クラスのおばちゃんたちを、大騒ぎさせた(笑)
私は、先生の言ってること、微妙に見本と違うんじゃない?と思いつつ、
見本を真似して作ったので、問題なかったけど。








↑は、ミニブック。
12インチ四方の紙に切り込みを入れて、
互い違いに折って行くと、中身ができる。
中に写真を貼ったりして、使える。
これは、結構お気に入り。
また、作ってみようかな~♪

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