2010年4月16日金曜日

アイスランドの火山噴火と総選挙

イギリス国内の空港がほぼ全部、閉鎖になっている…
アイスランドの火山の噴火によって空に吹きあがった火山灰が、
風で、イギリスや北ヨーロッパの方に流れてきたのだ。
その火山灰が、飛行機のエンジンに悪影響を及ぼすと言うことらしく、
昨日から、イギリス国内の飛行機が、まったく飛びたてないでいるんだって。
もちろん、イギリスにやってくる飛行機も、やって来られない。
今朝のニュースで、ひっそりとしたヒースロー空港とか映ってたよ。

どうも、今朝のニュースに出ていた火山学者の先生は、
火山の噴火の熱で、火山の周りの氷が一瞬にして溶けて、
水蒸気も発生したために、すごい上空まで
火山灰が上がってしまったと言うようなことを言ってた。
アイスランドだから、氷河もあるし、まだ、冬の間の氷が残ってたんだろうね。
あと、風向きも影響してしまったんだよねえ。

本来なら、来月総選挙なので、選挙関連のニュースがトップに来るはずのところが、
このニュースばっかりで、政治家たちは、もしかしたらやきもきしているかも。
あ、今のイギリスの首相がだれだか知ってる?
なぜか、彼は日本では知名度が低いよねえ…
確かに、前のトニー・ブレアに比べたら、地味な感じだけど。

昨日、党首討論があって、テレビで中継されたらしいんだけど、
それを、各党の党首たちと同名のオジサンたちも集まって、
一緒に見ました なんていうほのぼのしたニュースを、
北イングランドのローカルニュースでやってて、笑っちゃった。
おじさんたち、楽しそうにビールなんか持ってるし(笑)



現英国首相は、労働党のGordon Brown(ゴードン・ブラウン)

←このおじさん。
(写真は、http://www.godonbrown.com/ からいただいてきました。)







なんか、テレビ見てなかったら、今選挙期間中だなんてわかんない感じ。
日本みたいに、選挙カーなんて走ってないし、
選挙ポスターが、街角に貼られたりもしてないし。
大きな街にいれば、有名な政治家が来て演説したり、
討論会があったりして、それなりの雰囲気もあるんだろうけど。

でも、みんな結構ちゃんと、政治家たちの主張とか
マニフェストとか、チェックしたりして、自分がどこの政党を支持するか考えてる。
この間のチャイナペインティングの教室でも、
先生を始め、おばちゃんたちが、選挙の話をずっとしていた。
保守党のデイヴィッド・キャメロンは、顔が童顔で気に入らないとかいう
おばちゃんらしい意見もあったりするんだけど(笑)

そんなわけで、なんか、ちょっと騒々しいイギリスなのです。

3 件のコメント:

  1. まゆみちゃん2010年4月19日 17:29

    アイスランドの火山噴火はちょっと心配だねぇ…。

    うちのTは、「大変なことになってますよ!!飛行機飛ばないですよ!!」
    などと、ちょっと意地悪な顔して笑って言っているよ。

    1ヶ月先はどうなってるかわからないけど、
    まぁ、大丈夫でしょう♪

    ヨークシャー地方にも灰とか降ってきてる?

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  2. アイスランドの火山噴火で、なんか、大騒ぎだよ…

    昨日、長男を学校に送って行くときに、ヒースローの横を通ったんだけど、
    いつもは、次々と見える飛行機の姿が、まったく見えなくて、
    変な感じだったよ。
    長男の学校の子たちも、春休み、日本に帰っていた子は帰って来られないみたい。
    春休み中に、ホリディに行っていたイギリス人たちも、帰って来られなくて、
    今日から新学期なのに、先生が帰ってきてないなんてところもあるみたいだよ。
    トルコから、陸路帰ってきたって言う家族が、今朝のニュースに出てり。

    今のところ、私の生活そのものには影響ないんだけど、
    飛行機が飛ばなくなって、そろそろ1週間。
    さらに、少なくとも今週末までは、火山灰がイギリス上空にいるらしいので、
    空輸していたフルーツとか、野菜、お花とかが、手に入らなくなるかもしれないらしい。
    航空会社や、旅行会社、ホテルなんかは、かなりの大打撃だろうけど。
    灰は、降ってるのか降ってないのかわからないくらいだよ。
    車についてるホコリみたいなのが、いつもより少し多いような気がするけど、気のせいかもしれない…(笑)

    1ヶ月後は、ちょっとわからないけど、1か月もあれば、
    風向きも変わるでしょう。

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