2010年6月8日火曜日

女3人 ロンドンの旅 3

さて、3日目。
この日は、ロンドン市内観光の予定。

まず最初は、今、バッキンガム宮殿のクィーンズギャラリーで開かれている
Victoria&Albert: Art&Love」に行くことにしていて、
これも、ネットでチケット購入済み。
チケットだけでも、ちょっと、ロイヤルな香りがする。(笑)












10時の入場チケットだったので、9時過ぎにホテルを出た。
地下鉄でヴィクトリア駅まで行き、
そこから、バッキンガム宮殿まで歩いて行く。
ヴィクトリア駅の構内(これがまた、でかい駅なのさ。)から、どっちに出たらいいかで、
まず、悩む。
私は、何度か、バッキンガム宮殿は行ったことがあるんだけど、
残念ながら、ヴィクトリア駅から行ったことがなかったのよ。

地図を見て、ヴィクトリア駅から、バッキンガムパレスロードを、
北に行くのだと言うことはわかったんだけど、
果たして、どっちが北なんだか…(^_^;)
とりあえず、こっちに出てみよう!と、出たところに、「Buckingham Palace Road」の標識が。
地図を見ると、駅のすぐ北側にコーチステーション(バス乗り場)がある。
コーチステーションの方へ行けばいのね…
昨日、観光バスに乗ったところが、コーチステーションだよね?と、
そっちの方向へ、ずんずん歩いて行く…
しかし、行けども行けども、宮殿らしきものは見えてこない…
おかしいなあ…
もう一組、地図を見ながら、首をひねっている老夫婦がいたんだけど、
彼らも、地図を見ては、あっち?とか言いながら私たちと同じ方向に歩いているので、
彼らもバッキンガム宮殿に行くに違いないと、変な自信を持ち、
更に歩いて行く。
しかし、ある交差点に来た時、どうも、地図に出ている道の名前と、
実際に交差している道の名前が違う…
もう、地図を見ても全然わけがわからない…
私たち、道に迷ってるよね…(;´・ω・)
地図見ても分かんないし、向こうから歩いてくるおばさまに聞いてみることにした。
すると、「あなたたち、反対方向に来てるわよ。」だって…
今来た道を、そのままずっ~とまっすぐ戻って行けば、バッキンガムパレスに出るわよ。
近くまで行けばすぐわかるはず…って、
どこで間違えたの私たち…?
・・・・
と、逆方向に戻りながら、考えた。
あ!昨日、バスに乗ったところって、ヴィクトリアコーチステーションじゃなかったんだ…
それで、北と南を完全に間違えてしまっていた。
駅まで帰って来てみると、駅のすぐ前に、コーチステーションあったし(^_^;)
と言うわけで、バッキンガム宮殿に着いた時には、10時を少し過ぎていたけど、
まあ、何とか間に合った。

去年、バッキンガム宮殿の内部公開に行った時もそうだったけど、
バッキンガム宮殿の中に入るときは、持ち物検査が結構厳しい。
かばんを開けてチェックされ、金属探知機をくぐりぬける。
もちろん、写真撮影は禁止。

写真が撮れなかったのが、ほんと残念なんだけど、
よかったよ~。
10月31日までやっているので、それまでに、ロンドンに行くチャンスのある方は、ぜひ♪

私は、去年、「The Young Victoria」と言う映画を見てから、
密かにヴィクトリア女王&アルバート殿下のファンなのだ。ふふふ

展示は、二人の肖像画や、家族の肖像画をはじめ、
2人が集めた美術品、調度品
それに、何よりすごかったのが、ジュエリーの数々。
薄暗い小さな小部屋に展示してあったんだけど、
もうねえ、本物は輝きが違うね。
ダイやいくつついてるんだよぉ、あんな大きなサファイア、初めて見た…
もう、ため息しか出ない。
美しすぎるのよぉ。
部屋が薄暗いから、余計にジュエリーたちがキラキラして見える。
おまけに、いくつかの宝石は、ヴィクトリア女王のために、
アルバートが、自分でデザインしたとか…
愛を感じるぜ、アルバート…

もうひとつ驚いたのは、ヴィクトリア女王自身が、
実は、とても絵のうまい人だったと言うこと。
彼女自信が描いたスケッチとか水彩画とかも、少し展示されていてびっくり。
ヴィクトリア女王も、アルバートも、アーティスティックな才能の持ち主だったことがよくわかった。

展示を見た後は、お決まりのお土産物コーナー。
ここで私は、見つけたら買ってしまう陶器の指抜き(Thimble)と、
バグパイプを吹くロイヤルなアヒル隊長をお買い上げ。


(なぜか、隣にはツタンカーメン←次男の英語の先生からの頂き物)

家に帰って、去年、バッキンガム宮殿で買ったThimbleと比べてみたら、なんと、まったく同じだった・・・ちょっと…いや、かなりショック。
だって、£10.95もしたんだよ…






さて、クィーンズギャラリーを出た後は、そのまま、バッキンガム宮殿の表に回り、
衛兵の交替を見ることに。

←バッキンガム宮殿 上にユニオン・ジャックがはためいている時は、クィーンが、中にいる。

時間も、もう、11時を回っていたから、かなりの人だかり…
だけど、3連休中にしては、ちょっと少ないかな?と言う感じ。











St.James Park側は、かなりいっぱいだったけど、
Green Park側は、結構空いていて、門の中もばっちり見えるところを発見。
それに、いつも、パレードは、Green Park側の門から入ってたんじゃなかったっけ?
まゆみちゃんとぞうさんに、あっちのThe Mallって言う通りの方から、
まず、ブラスバンドがやってくるんだよなどと、説明したりしていたら、
門の中で、静か~に、地味~に、衛兵の交替が始まった。


向かって左の奥から、3人の衛兵さんが現れた。
兵隊さんにしては、微妙に緩~い感じに歩いて、
正面の門の右側にいる衛兵のところへ行く。
そこで、先頭にいた衛兵さんが、おもむろになんか書類の挟まれたボードのようなものを出し、何かをチェック。
ここで、引き継ぎ事項とか、口頭連絡してる感じ。
そして、今までたっていた衛兵さんと、新しくやってきた衛兵さんがふつ~に交代した。
で、今度は、門の左側の衛兵のところでも、同じことが。
それが終わると、また、緩~い感じで行進して、去っていった。
あれ?これで終わり?ブラスバンドは?
と、キョロキョロしていると、端の方に、
「No Changing Guards Ceremony Today」と書かれた看板が…
え~!!5月~7月って、毎日やってるんじゃないの?
バンクホリディだから?
あのおもちゃの兵隊さんみたいなブラスバンドや、
騎馬警官、まゆみちゃんとぞうさんにも見てほしかったな~。
でも、そんな中、ちょっとおちゃめなものも見られた。


←ハトにのられたって、平気よ私♪ と、微動だにしない(あたりまえか)バッキンガム宮殿前の石像

私的には、すごく残念だったんだけど、地味ながらも、
衛兵の交代も見られたし、まゆみちゃんとぞうさんは、喜んでくれた模様。
今度は、宮殿横のSt.James's Parkへ。
その途中、こんなものを見つけた。


「The Diana-Princess of Wales Memorial Walk」 ダイアナ妃想い出の散歩道 今でも、ダイアナ妃は人気があるんだよね~。

St.James's Parkの中は、散歩したり、芝生の上で子供と遊んだりしている人がいっぱい。
リスやハト、アヒル、ペリカンなどの動物もいるし。


リスは、うちの裏庭あたりに出没するリスとは違い、相当人に慣れている。かなり人間の近くまでやってくるのだ。

St.James's Park内にあるカフェでランチを食べ、今度はホースガーズの方へ行くことに。
カフェに行く途中、なんだか見覚えのある小柄なアジア系女性が、
子供をおぶって、向こうからやってきた。
小学生くらいの女の子と男性と4人で。
通り過ぎた後、3人で顔を見合わせ、「高田万由子!!」
いやいや、高田万由子さん、子供をおぶっていてもおきれいでした。
贅沢を言えば、葉加瀬太郎さんも一緒に見たかったけど(笑)

カフェでランチをした後、トイレに行こうと、歩いていた時のこと。
前からやってきた3人組(だったかな?はっきり覚えていない…)の中の
中年のおばさんが、突然「わぁ!!!」と大声を出して、
まゆみちゃんの目の前に手を突き出した。
まゆみちゃんは、とっさによけたので、何事もなかったけど、
ちょっと反応が遅かったら、顔を殴られていたこと間違いなし…
怖いよぉ…
周りで散歩していた人たちも、唖然…
ほんとに何事もなくてよかった…

長くなったので、今日はここまで…



続く…

2 件のコメント:

  1. 地味な衛兵の交代もある意味スペシャルですね。
    続きを楽しみにしてます♪
    私もポンドが安いうちに行ってみたいなと思う(実際はそれでも今は無理ですが)けど、在英の方は大変ですよね。おちおち帰れないって聞きます。

    ところで、消しゴムのほるなびを私も買ってみました。
    子どもに見つかって取られそうです。3つ買っておいてよかった・・・

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  2. えりごんちゃん、ほんと、来るなら、今がチャンスだよ~。
    一昨年、私が来た頃は、1ポンド=200円くらいだったのに、今は、140円くらいだもんね。
    今年は、夏に帰るんだけど、ポンドを持って帰って使うのは損した気になるよね~。
    できるだけ、日本にある円を使わねば。

    ほるナビゲットしたの?ふふふ
    子供さんと一緒に楽しめるよね~。

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