めがね

メガネ女子になりました。
（女子って言っていいのか、この年で(笑)）
数年前から、パートタイムメガネ女子だったんだけど、
フルタイムになったのだ。

子供のころからずっ～と目はよくて、
ン十年、メガネとは縁のない生活だった。
学生のころには、メガネを掛けたくて、暗いところで本を読んでみたりもしたけど、
それでも、結構最近まで2.0と言う視力だった。
だから、物が見えにくいって言う経験があんまりなかった。

が…数年前から、近くのものが見えにくい…
うつ向いて細かいことをしていて、
パッと顔を上げると、少し離れたところにあるものにピントが合いにくい…
…来たか…
認めたくはないけど、やっぱり…老眼？

とにかく、今まで見えにくいと言う経験がなかったので、
近くが見えにくいと言うのが、とってもイヤ。
で、駐在が決まった時に、イギリスに来る前、日本で軽い老眼鏡を作った。

（写真は、その老眼鏡ではなく、最近また作り直したメガネ。
ふちなしメガネなので、どこからがメガネ何だかわかりずらいけど(^_^;)
せっかくなので、買ったばかりのLumix　GH1で撮ってみました。）



イギリスに来てから更に目が悪くなったような気がする。
イギリス人は、どうも、蛍光灯をすごく嫌うみたいで、
ほとんど売っていない。
で、家の照明は、ちょっと黄色味がかった電球。
リビングの照明は、旦那が、ハロゲンライトに変えてみたけど、
やっぱり、日本の蛍光灯のようには明るくない。
聞いた話だけど、白人の人たちの色の薄い目は、
黒い眼の人たちより、光が余計に入るので、明るいとまぶしいらしい。
（嘘かほんとかは、よくわかんないんだけど(^_^;)）
冬は、一日中薄暗～いのに、家の中の照明もそんな感じで、
どこにいても薄暗～い。
そんなわけで、イギリスに来てから、なんか、目がさらに悪くなった気がしていた。

で、今回の一時帰国で、メガネを作り直すことに。
メガネ屋さんで、視力をはかってもらうと、
どうも、乱視がひどいらしい…

そう言えば、前にメガネを作った時にも、乱視がちょっとありますね～と言われた記憶が…
でも、その時は、それほどひどくなくて、老眼だけのメガネを作ったのだ。

乱視かあ…
言われてみれば、夕方とか、車運転してると、
対向車の屋根が2つに見えたりしてたよ…

と言うわけで、乱視＆老眼の遠近両用めがねを作ることに決定。

老眼のメガネって、かけたことのある人はわかると思うけど、
近くを見るためだけにできているので、
かけたまま歩けない。
で、よく、新聞を読んだりするときはメガネをかけて、
それ以外の時は、頭に載せて（カチューシャみたいに）、
次にメガネをかけたい時に忘れて探し回るなんていう御老人を見かける。
（↑チャイナペインティングの先生（笑））

が、今度の遠近両用は、遠くも近くもOKなメガネなので、
歩く時もかけていいのだ。

ただ、１つのレンズに、乱視用の部分（真中あたり）と、老眼用の部分（下の方）があるので、
慣れるまでが大変。
今までみたいに、眼だけを動かして下を見ようとすると、
乱視用の部分から、老眼用の部分に移動するので、
途中で、酔いそうになる。
レンズの真ん中あたりを見ながら、そのまま首ごと下に向くようにしないと、
階段の途中で、気持ち悪くなったり（笑）

でも、ほんと、遠くがぶれなくなった～。
遠くを見る視力自体は、今でも、1.2はあるもんね。
テレビもくっきりはっきりだよ。

メガネ屋さんの話では、遠近両用をかけるのなら、
度が軽くて、脳が少しでも若いうちの方がいいんだそうだ。
我慢して、いきなりきつい度で始めると、なかなか慣れることができないとか。
年を取れば、それだけ、脳の柔軟性も低くなるみたいだし…

そんなわけで、今は、メガネ慣らし運転中。
家の中では、できるだけずっとかけてるんだけど、
出かける時は、かけない。
それでも、なんか、メガネ自体に慣れてないから、
耳のところが痛かったり…

フルタイムメガネ女子になって気付いたこと。
メガネかけたまま化粧って出来ないよね。
すっごい近視で、コンタクトしてない人って、
どうやって化粧するんだろう？