次男がラグビーを…

次男が、ラグビーを始めた。
始めたと言うか、前から体育の時間にやっていて、
結構、ラグビー面白いと言っていたのだ。
それが、この間、体育の先生と友達に、
チームに入らないかと誘われ、入ったらしい。

小さいころから、うちの次男を知っている人は、
え～、あの子がラグビー?と思うよね。
私だって、ちょっと思ったもんね。(6￣ ￣)ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
でも、父母ともに、ちびっこなのに、どういうわけか、次男は、割とでかい。
中3で、身長約170cm。
こちらの学校では、9月～8月生まれが1つの学年なので、
11月生まれの次男は、割と誕生日も早い方で、
そのせいなのか、イギリス人に混じっても、同じ学年の中では、割と大きい方なのだ。
日本にいるときは、横に大きかったけど(笑)
イギリスに来てから、縦にぐんと伸びた。

で、今日、初めて練習に参加することになった。
いつも、送り迎えは私が車でするんだけど、
初めての練習で、何時に迎えに行けばいいのかわからない。
迎えに行く時間がわかったら、電話するということにして、
次男は、学校へ行った。


いつもは、3時半に迎えに行くんだけど、
今日は、もう少しゆっくりでいい。
テレビを見ながら、カードを作ったりして、楽しいひと時を過ごし、
そろそろ電話かかってくるかなあ…と思って時計を見ると、もう、6時。
日本の中学校の部活なら、6時でも全然まだやってると思うけど、
そんなに長時間練習するとは思えないんだけど…
でも、案外、がんばっちゃったりしてるのかな？
外は、すっかり暗くなってきた。

6時半になっても、連絡がない。
学校のグランド、ナイター設備とかあったっけ?
いやあ、もう、練習終わってるよね…
こちらから電話してみる?
でも、まだ練習とかミーティングとかしてたら・・・

どうしよう…と、携帯を片手に悩んでいたら、
誰かが、玄関のドアをノックした。
出てみると、なんと、次男が…

「ど…どうやって帰ってきたん?」
「どうやってって・・・歩いて…」
「え？学校から?」

次男、朝車から降りるときに、
携帯電話を、車の中に落として行ったらしい…
気付いた時には、もう、遅く…
私も、全然気が付いてなかった。
でも、それならそれで、誰かに電話貸してもらうとか、
先生にかけてもらうとかすればよかったやん!と言うと、
「家の電話番号覚えてへんし…」だって…

学校から、家まで6kmくらいあるんだよ。
大阪の家なら、1kmちょっとだけど…
ラグビーの練習の後、１０ｋｍも、歩いて帰ってきたとは…
かわいそうなんだか、なんだか…
いや、かわいそうなんだけどさ。