2010年3月29日月曜日

初めての Sleepover

↑うちのキッチンの窓のところ。
頂き物の水仙を飾ると、そこだけ春みたい♪

今日から、サマータイムになった。
サマーと言うほど、暖かくもないんだけど…
夜中に、1時間、時間が進むのだ。
朝起きたら、昨日の朝7時が、今日は、朝の8時と言うわけで、
微妙に、損した気がする今日この頃(笑)
Day Light Savingとも言って、昼が長いこの時期は、みんなで早起きしましょうってことなんだろうな。
といっても、うちは、前の晩に旦那がすでに時計を1時間進めていたので、
寝る前にすでに、サマータイムになってたけど(^^ゞ

で、Sleepover。
この間の月曜日の昼ごろに、学校にいる次男から、電話が。
(携帯を持っている。携帯電話はもちろん、mp3だって授業中に使わなければOKなのさ。)
「今週の金曜日、友達が泊まりに来たいって言ってるねんけど…」
「へっ?…だ…誰が?」
「アンディとアンソニーとルイス。」
いつもの仲良しの友達である。
「泊りに来るのはいいけど、寝袋かなんか持ってきてもらわないと、
ベッドはないよ。」
「床で寝るからいいねんて。」

と言うわけで、うちに、息子の友達3人が、泊りに来ることになった。

当日の金曜日。
遊びに来るだけなら、掃除もてきと~なんだけど、
泊るとなったら、お風呂とかもきれいにしとかな~と、
珍しく朝から、必死でお掃除。
ああ~、普段からお掃除しとけばよかったよぉ…と、
こんなときだけ反省。
でも、男の子やから、あんまり気にせんよな~とか、勝手に手を抜く理由を考えたりして。
午前中にほぼ掃除を終えた後は、晩御飯の仕込み。
あらかじめ、Tea(ヨークシャーでは、晩御飯のこと)は、
チキンナゲットとチップス(フライドポテトのこと)でいい
(「でいい」…というか、「が、いい」)と言われていた。
お泊りではなく、遊びに来た時も、Teaは、ナゲットとチップスといつも言うのだ。
気を遣っているのか、他のものは嫌なのか…
(Teaは、夕方5時とかに食べるので、遊びに来たときも、
出すことになってるみたいだ。
うちの息子が遊びに行っても、だいたいチップスとナゲットがでるらしい(^_^;))
だいたいにおいて、イギリス人、特に田舎の人(なんて言ったら怒られるかな?)は、
食に関して保守的で、変ったものを食べたがらない。
が、お泊りに来たんだもん、ちょっと、変わったものを食わせてやろうじゃないか。
と言うわけで、細巻きなんかを作ってみた。
中身は、きゅうりとカニカマ、そしてハム。
めちゃめちゃ久しぶりに巻き寿司なんかしたので、
とてもじゃないけど、日本人の皆様にはお見せできない代物に…
なので、写真はあえてなし。(^^ゞ
それから、焼き鳥。
とりあえず、塩コショウだけで焼いて、タレは別の入れ物に入れておいた。

5時くらいに迎えに行って、やってきた3人。
荷物を置きに、息子の部屋に上がってすぐ、裏庭で遊ぶと言って降りてきた。
裏庭に出るには、キッチンを通らなくちゃいけないのだ。
キッチンを通りながら、テーブルの上に置かれた細巻きを発見。
「Oh~!Sushi!!」と口々に言うので、お、これはと思って、
「食べてみる?」と言うと、
即座に「No!」と言う答えが(^_^;)
そして、ちょっと気いつかいのアンディが、
スシは変なにおいがするから嫌いだけど、もしかしたら…食べてみるかも…
P…possibly だって。
変なにおいのするスシは、魚が新鮮じゃないからだよっ!と、心の中で思いつつ、
まあ、食べてみる可能性は無きにしも非ずなんだなと、テーブルにも並べることにする。

リビングの方のテーブルに、オーブンで焼いただけの
チキンナゲットとウェッジズ(ちょっとスパイシーな味のついたチップス)、
それに、細巻きと焼き鳥を並べた。
それに、めいめいの取り皿に、フォークと割り箸。
遊んでいる子供たちを呼んで、リビングに招き入れると、
子供たちがまず飛びついたのか、割り箸!
「ちょっぷすてぃっくすぅ~」と言いながら、息子にどうやって使うのかやってみろと言っている。
しかし、うちの次男も、お箸の使い方あんまりうまくないんだよねえ…(^_^;)
息子は、それでも、箸で、チップスをつまんでみたりしてたけど、
よく考えたら、その日のメニュー、箸やフォークを使わないと食べられないものは、
1つもなかったわ(^_^;)

そして、次に覗き込んだのは、やっぱり、細巻きの並んだ皿。
海苔をさして、この黒いものは何?と言うので、
「Sea weed(海藻)」と言うと、
「ええっ!!これって、海の中にあったの?」と、ものすごい驚きよう。(笑)
そんなことで驚くとは思わんかったわ。

焼き鳥を指して、これは何だと言うので、
「ヤキトリ、チキンだよ。もしよかったら、このたれをかけてね。」と、
焼き鳥のたれを入れた容器を指差すと、
「ソイソース?」と言うので、
「ソイソースも入ってるけど、テリヤキソースみたいな感じ」と言っておいたが、
あまり、よくわかってないようだった。

一通りの説明を終えると、私は、家族の晩御飯を作るために、
再びキッチンへ。
すると、また、アンディが、「これ、おいしいっ!!」と、
細巻きを持って、小躍りしながら言いにきた。
かわいいやつだわ♪

そう言えば、コップを持って行ってなかったと、コップを持って行ってやると、
またまた、アンディが、アンソニーが、巻き寿司食べて、吐き出したよ~と、
わざわざそれを携帯で動画に撮って見せてくれた。
実は、僕も吐き出したけど(^^ゞと、自分が吐き出しているところも映っている。
とか言いながら、僕、3つも食べたよ!というアンディ。
アンディが、半分残していた細巻きを持って、じゃあ、僕も挑戦してみると、ルイス。
しかし、口に入れた途端に、「ウェ~」と吐き出す。

焼き鳥も、塩コショウだけの方が良かったみたいで、
ためしに、タレもかけてみたみたいだけど、おいしくなかった…そうだ。

夜は、リビングにマットや客用布団の敷布団を敷いて、
その上でごろ寝。
なんか、夜中の2時くらいまで、なんやかんや言って遊んでいたみたいだ。

朝は、トーストとベーコン、オレンジジュースと言う朝ごはん。
朝ごはんを食べた後、しばらく遊んで、昼前に帰って行った。

実は、次男は、いまだに私の前では、あまり英語を話さない。
しかし、彼らとはしっかりコミュニケーションがとれているのだ。
私が聞き耳を立てているところでは、ほとんど、息子の声は聞こえないんだけど、
そろそろお風呂入ってもらってと、次男に言うと、
しばらくすると、順番にシャワーを浴びに行ったり、
寝るときは、リビングでと言うと、2階の次男の部屋で遊んでいたのに、
10時過ぎになると、リビングに降りてきたり…
ルイスは、数学の宿題のわからないところを、うちの息子に聞いていたし…
(結局、その問題は、次男にもよくわからなかったみたいで、
それを説明するところを見ることもできなかったんだけど…)
ちゃんと、伝わっているのだ…
しゃべっているのか?…う~ん、いまだによくわからない…

なにはともあれ、母は疲れた(笑)








4 件のコメント:

  1. すぅ~~~っごい、楽しそう!!
    ああ~~~、自分の学生時代より楽しそう。
    異文化だからかしら??
    忘れかけた青春の香りがするっ!!

    返信削除
  2. 「忘れかけた青春の香り」(笑)
    確かに、楽しそうだったよぉ。

    でも、お世話する方は、結構大変だったのよぉ。
    イギリスに住んでいるとはいえ、
    完全に日本人家庭だから、イギリス人が、家で毎日どうしてるかなんて、
    よくわかんないからさ。
    こんなもん食べるのか?とか、
    晩御飯の後、おやつとか食べるのか?とか、
    床で寝るって言っても、こんなんでいいのか?とか…
    わからんことだらけだったわ。

    返信削除
  3. 確かに・・・日本じゃ、床で寝ると言われても
    本当に床では寝かせないもんねぇ。
    食事でも、本当に言われたものしか出さなかったら
    何か言われそうだし~。
    でも、2回目からは、かなり楽になるかな?

    返信削除
  4. そういうところの感覚が、日本人とは違うから、
    戸惑うことが多いよ。
    だいたいは、言われたことだけしてあれば、OKなんだけど。
    床でごろ寝は、あとで、知り合いに聞いたら、
    結構、子供のお泊りでは普通みたい。

    返信削除